夏のある大潮の日、浅瀬の岩場に取り残されてゼイゼイしているちょっと大きめの、ちょっと濃い魚がいるのを発見した。
何が濃いかって、頭と言うか顔のあたりの模様と色味がとっても見事な刺青のような、トッポイお魚さんだ。 刺青のような模様なので勝手にイレズミゴンベだ、と思っていたけどよく見てみるとオハグロベラと言う魚にヒレや顔、体型などがピッタリ合致するのでオハグロベラに間違いないようだ。
眼光鋭く、精悍な顔、勇ましい背びれ、なかなか見ごたえのあるカコイイ魚だ。 歯が黒いかどうかはよくわからなかった。
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