ある日、城ヶ島の漁港の岸壁にゆらゆらと言うかヘロヘロと気の無い変わった泳ぎ方をする魚が目に付いた。泳ぎ方ほもとより形も、模様は更に見慣れない珍しい魚だ、パンダかホルスタイン牛のような白黒の水玉模様、ナンジャコリャ?? 早速たも網で掬う、簡単に掬えた。 観察しようと持ち帰り、水槽に入れたが相変わらず気の無いヘロヘロとした泳ぎだ、弱ってるのかな?とも思える泳ぎ方だ。
「教えてGoo」に投稿したら、すぐにベストな回答を頂いた。「ムスジコショウダイの幼魚です」とのことだった。( 参考 )2年後には、あるTV映像でムスジコショウダイの幼魚は身を守るためにヒラムシに似せてヒラヒラ泳ぐと解説していた。とても似ているとは思えない、どちらかと言うとやる気のないヘロヘロした泳ぎ方に見えるけど、弱っているのではなくそれが普通の泳ぎ方であることを知り安心した。
その後、観察するもどうもエサを食べている様子が全くない、いろいろ与えても他の魚はなんでも良く食べるのに、どうも食べている様子が見られない。結局3、4ヶ月して星になった。飼育は難しい魚のようだ。